最近サボり気味だったランニングを再開しようと突如思い立ってしまったんだけど、思い立ったものの洗濯済みの靴下がもうない!
まあ、無いものは仕方が無いと素足でランニングシューズを履き、颯爽と出発。
体調も精神状態も良好!
最近運動してなかったせいか、しばらく走っていると尋常じゃない量の汗が噴出し始めたけど、それはそれで気持ちいい。
代々木公園に到着して、じっくりとストレッチ。
程よくほぐれたところでランニング再開!
蝉時雨や木々のざわめき、キラキラと輝く木漏れ日が、夏の朝という感じで気分も上々!
時々、何かが腐った臭いとか尿の臭いがしなければ、もっと最高なんだけど。
一周目までは気分よく走っていたのだけど、二周目に入ったあたりで右足首がヒリヒリと痛い。
とりあえず、キリの良いところまでは走ろうと、二周したところで走るのをやめ、近くのベンチで靴を脱いでみると、結構な量の血で靴のかかとが真赤々!
僕の靴は、かかと部分がメッシュになってるから、ちょうどヤスリをかけたみたいに足首の肉が削られて擦り傷状態に…。
靴を脱げばそんなに痛くないから、スポーツドリンクを飲みつつベンチの上でストレッチをしていたのだけど、一通りストレッチをして軽く横になっていると、睡眠不足のせいか夏の午前の日差しのせいなのか、ついついウトウトとして夢の世界へ…(昨日と同じ様なことを!
何やら周りで人の気配がするので目を覚ますと、池をバックに若い女の人の写真撮影の準備をしている。
何人かの人が、それぞれ機材をもっていて、それなりに本格的な撮影みたいだ。
公園の広報ポスターか何かなのかな?アオミドロやゴミがプカプカと浮かぶ、どう見てもキレイじゃない池を背景にしてるあたり、環境保全とかのポスターかもしれない。
邪魔になりそうなので、そのまま裸足で退散。
公園の出口の時計を見上げると、到着したときから4時間近く経っている。
一瞬だと思っていたけど、2時間以上も眠っていたのか…。
どおりで顔がヒリヒリするわけだ。
夏の日差しの中、目玉焼きが作れるんじゃないか?と言うほどにアチチになったアスファルトの上を裸足で歩くのは、思った以上にキツかったけど、何より古くなったアスファルトの表面は恐ろしくチクチクしていて、ここ数年、靴と靴下に守られた日々に安穏としていた僕の足の裏は、3.5kmという帰りの道のり半ばくらいで悲鳴を上げ始め、残り1kmくらいのところで足の裏の皮がエライことに…!
それでも、見ず知らずの人の前で辛そうな顔を見せるのは、無駄に高い僕のプライドに反するので
「あん、コレはオレの日課よ日課。真夏のアスファルトの上を歩くなんて屁でも無いぜ!」
と言わんばかりに悠然と歩いていたのだけど、内心は、人がすれ違うたびに助けを求めたい気分でいっぱいだったり(笑
そんなこんなで頭の中に「がんばれ~、まけ~んな~」と某課長の歌をリフレインしつつ家に辿り着いたのだけど、ホッとしたのもつかの間、2時間後にはバイトなのよね(笑
PR