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実はもう去年の11月にシリーズは完結しているらしいんですが、今更ながらに読んじゃいましたよ「Vシリーズ(しかも一作目)」!
僕ってば基本的に素直な読み手だから、本を読むときは予備知識無しでちゃんと1ページ目から読みたいタイプなんですよ。
んで、森さんの作品って「登場人物」を紹介するページ読んでも主人公が分からないようになってるんですよね。
ええ…もうすっかり騙されましたよ森さんには!(笑
この人が主人公がじゃなかったの!?みたいな感じで(笑
あらすじをザクッと説明しちゃうと、那古野市(ミスタイプではないのです)昭和区にある「桜鳴六角邸」で起きた密室殺人と、それにまつわる「ある一定の法則」で行われた連続殺人事件を、「麻雀仲間4人組」が解決する話。
ちなみにメインの登場人物である「麻雀仲間4人組」は…
保呂草潤平(ほろくさじゅんぺい)…ボロアパート阿漕荘の住民。探偵、町の便利屋。鼻からずり落ちそうな眼鏡、ぼさぼさ頭、冴えない雰囲気で無能を装っているが実は…
小鳥遊練無(たかなしねりな)…同じく阿漕荘住人、国立大学医学部2年生。ロングヘアーをなびかせるロリータ系ファッションの小柄な美青年武道家。通称「れんちゃん」
香具山紫子(かぐやまむらさきこ)…同じく阿漕荘住人、私大文学部2年生。長身、ショートヘア、保呂草のことが好きな関西弁夜行型娘。通称「しこさん」
瀬在丸紅子(せざいまるべにこ)…バツイチの元お嬢様。「桜鳴六角邸」の敷地内にある離れ「無言亭」に執事と息子の3人で居候(いそうろう)をしている。天使のような風貌とカオスなお人柄の29歳
どうですか?この特濃なメンバー(笑
登場人物だけでもう、読んでみたい気分になりませんか?(笑
続きはネタバレを含む可能性があります。というか、読んだ人にしか分からない話だと思われます→
ただ、トリック自体はあらゆる人が
答えとして真っ先に思いつくけど「んな馬鹿な」とすぐに却下して、そのトリックを思いついた事すら記憶に残らないようなものだったり…
作中にはトリックの重要な部分の解説はされていないけど、僕なりの解釈は…
そう、「見えてない」という現象
まあ確かに人間と言うのは、居るはずのない人間がその場に居ても認識する事が出来ない場合が有るのは確かだけど、それにしても…ううむ…まだ何か足りないような気がする…
紅子のクイズの答えもこの辺りだと思うんだけどなあ…
僕にとって、犯人の動機というか思想のようなものは「分からないでもない」というか、似たような考えをしていた時期があったのだけど、たぶん多くの人も共感できる部分は有るんじゃないかと思う。
それを否定する人は「覚えてない」のか、全く別の人種なのかどっちかなのかな?と。
…まあ僕は紅子派だけどね(笑
次回作が読みたいところだけど、図書館に無いからなぁ…購入希望図書の申し込みしようかな…
なんと言ってもタダだし!(笑
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