き ょ う 妻 が 死 ん だ 。 結 婚 生 活 五 十 七 年 、 幸 せ だ っ た 。
こんなに簡単な日記ははじめてだった。
この日は忘れない。牧師は忘れても、俺が忘れるものか。
久しぶりに本を読みました。
それもかなり久しぶりの海外作品です。
いつものように電車の中で読んでたんですが、不覚にも人前でボロボロないてしまいました。
こういう本は家でじっくり読むもんですね。やっぱり(笑
花粉症の季節でよかった…(笑
大筋は、最愛の妻「コウラ」に先立たれた八十一歳の老人「サム」が、妻と入れ替わるように現れた不思議な白い犬と一緒に余生を過ごし、最期は家族に見守られながら癌でこの世を去るまでの話です。
これだけ書くと何の変哲もない暗い話のようなのですが、不思議なほどに爽やかな読み味。
サムの頑固で…でも真面目で暖かな人柄は、国や人種を越えて好感の持てるものだとおもいます。
世間的には、その道(苗木栽培)の第一人者として、何かあるたびに彼の名前が引き合いに出されるほどの名声を持っているんですが、そんな事を気にもとめない(気付いてない)というのも何となくカッコイイです。
<涙腺ポイント>
サムが、コウラとの思い出を夢に見るシーンが何度も出てくるんですが、直接的な表現をほとんど使わないのに、サムのコウラに対する愛情が痛いほど伝わってきて、それはもうボロボロと涙が溢れてきます。
それに、コウラの人間性…というか、キャラクターもかなり好きです。
少女的というか…天真爛漫と言うか…そんな感じの印象でした。
きっと可愛らしいおばあちゃんだったんでしょうね。
「愛してる」って連呼するだけがアメリカ人じゃないし、差別主義者ばかりが南部じゃないんだな…と、改めて当たり前のことを感じました。
良い本です。
こんなに簡単な日記ははじめてだった。
この日は忘れない。牧師は忘れても、俺が忘れるものか。
久しぶりに本を読みました。
それもかなり久しぶりの海外作品です。
いつものように電車の中で読んでたんですが、不覚にも人前でボロボロないてしまいました。
こういう本は家でじっくり読むもんですね。やっぱり(笑
花粉症の季節でよかった…(笑
大筋は、最愛の妻「コウラ」に先立たれた八十一歳の老人「サム」が、妻と入れ替わるように現れた不思議な白い犬と一緒に余生を過ごし、最期は家族に見守られながら癌でこの世を去るまでの話です。
これだけ書くと何の変哲もない暗い話のようなのですが、不思議なほどに爽やかな読み味。
サムの頑固で…でも真面目で暖かな人柄は、国や人種を越えて好感の持てるものだとおもいます。
世間的には、その道(苗木栽培)の第一人者として、何かあるたびに彼の名前が引き合いに出されるほどの名声を持っているんですが、そんな事を気にもとめない(気付いてない)というのも何となくカッコイイです。
<涙腺ポイント>
サムが、コウラとの思い出を夢に見るシーンが何度も出てくるんですが、直接的な表現をほとんど使わないのに、サムのコウラに対する愛情が痛いほど伝わってきて、それはもうボロボロと涙が溢れてきます。
それに、コウラの人間性…というか、キャラクターもかなり好きです。
少女的というか…天真爛漫と言うか…そんな感じの印象でした。
きっと可愛らしいおばあちゃんだったんでしょうね。
「愛してる」って連呼するだけがアメリカ人じゃないし、差別主義者ばかりが南部じゃないんだな…と、改めて当たり前のことを感じました。
良い本です。
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Comments
Title:あぶないですね〜。
これは泣けますよね。
でも読む前から泣けるのわかってたから、
ひとりの時読みました。
電車の中で読むなんて無謀な!!
沼地の魔女 2006/04/15 (Sat.) 20:06 edit
Title:無謀…確かに!(爆笑
泣けるとは聞いてたんですけどね。
まさかこれほどとは思わなかったので…(笑
(単純に涙もろくなってきたのかもしれないけど…)
きしず座 2006/04/16 (Sun.) 09:57 edit
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